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地域マイクログリッドの構築支援(経済産業省)

l地域の再生可能エネルギーの特性を活かし、地域のレジリエンス向上と地産地消型の エネルギー供給等の実現に向け、地域マイクログリッド構築支援事業により先例モデル 構築に取り組み、改正電気事業法により、配電事業のライセンス制度の導入を図る。

地域マイクログリッド

電力系統、配電網、マイクログリッド、VPPのための経済負荷配分

地球温暖化抑制や環境負荷低減の観点から,太陽光発電や風力発電などの自然変動電源が急速に普及している。自然変動電源が大量に電力系統に導入された場合には,系統周波数の変動や調整力の不足等の周波数安定性の面での課題が懸念されている。本技術報告では、構成要素となる①需要、②自然変動電源(太陽光・風力)、③各種発電プラント、④EDC/LFC、⑤慣性モデル等について標準データと標準モデルを構築した。また、これらを組み合わせた需給・周波数制御システムモデル「AGC30モデル」にて解析例題を提示し、条件設定の考え方、基本的な応動や結果の評価方法について示した。

動的負荷配分計算による
発電量(KWh)のCO2(CO2t)排出量の算定

電力系統では,周波数を安定に維持するため,時々刻々と変動する需要量に発電量を逐次一致させる必要があるが、ELD は十数分周期以上の一日の大きな負荷変動を吸収する役割を分担している。

時々刻々と変動する需要量に対して、最も経済的な発電機配分を決める手法が、動的経済負荷配分( 多断面ELD )と呼ばれている。下図に、24時間にわたる発電機の出力の推移を示す。ここでは、基本ケースを求めるため太陽光発電と小型水力発電は、組み込んでいない。組み込み可能である。

動的負荷分配計算

パッケージ型エネルギーインフラの提供

2010年6月に閣議決定された「新成長戦略」において、アジア展開における国家戦略プロジェクトとして「パッケージ型インフラ海外展開」を推進しており、ここで提案するネットワーク拡張型電力供給ネットワークはそのパッケージ型インフラの実現システムである。

パッケージ型エネルギーインフラ

再生可能エネルギー大量導入のための
次世代AC/DCハイブリッド
配電ネットワークの構築

新たな配電網は既存配電系統と共存しながら発展すべきであり以下を提唱する。

•既存配電系と並列に運用(例:ACとDCのハイブリッド)

•既存電力システムと協調(商用系統の安定運用に貢献)

•既存電力システムを支援(緊急受給、デマンドサイド制御、無効電力供給、慣性力提供、同期化力維持)

•既存配電系が停電した場合、地域ごとに電力供給でき、高いレジエンスを提供(防災拠点)

•マイクログリッド(需給一体型、自律型)の有効活用

次世代AC/DCハイブリッド配電ネットワーク

電力エネルギー関連の公的業務実績

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